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勉強習慣を身につける!小学生、中学生が実践できる習慣化の方法6選

学習関連コラム Written By 長尾 尚子

更新日:

勉強習慣を身につけてほしい!習慣化のコツは?

「子供に勉強の習慣を身につけてほしい」というのは、多くの保護者の願いでしょう。
しかし、多くの子供にとって勉強はゲームや動画のように楽しい訳ではありません。
好きでもないことを習慣化するのは、大人でも難しいものですが、最近は脳科学や心理学の発達もあり、少ない労力で勉強の習慣を身につける方法が見つかっています

そこで今回は、「勉強習慣を身につける」をテーマに、勉強の習慣化が難しいと言われる理由を解説。少しの工夫で勉強に取り組みやすくなる方法、親の接し方や声かけの仕方、勉強習慣をつける優れた工夫が多いタブレット学習について紹介します。

勉強を習慣化させられない原因はどこにある?

勉強を習慣化させられない原因はどこにある?タイトル画像・画像

勉強習慣をなかなか身につけられない場合、以下のような原因が考えられます。

  • 最初の目標設定が高すぎる
  • すぐに成果を求めてしまう
  • 勉強する時間や場所が決まっていない
  • スマホやテレビ・ゲームなどに気を取られる
  • 勉強に苦手意識がある

最初の目標設定が高すぎる

普段から勉強する習慣がない場合、「1日1時間」「問題集10ページ」などの高めの目標を毎日続けることは困難です。
また、基礎が理解できていない場合は、いきなり応用問題に取り組んでもうまく解けず、やる気が続きにくいでしょう。
習慣化のコツは毎日の継続。最初から高すぎる目標設定やハイレベルな学習内容を避けるのがポイントです

すぐに成果を求めてしまう

勉強を始めると、「授業の内容がよくわかる」「テストの点数がアップする」など、すぐに目に見える成果が出てほしいと思うもの。しかし、勉強は、すぐに成果が出るものばかりではなく、基礎までさかのぼってコツコツ取り組むことで、ようやく理解が深まるケースもあります
勉強の習慣ができるまでは、成果を焦らず、継続することを優先しましょう。

勉強する時間や場所が決まっていない

歯磨きや入浴など、生活習慣の多くは1日の中で行う時間が決まっています。
同じように、勉強も時間や場所を決めていないと、「できるときにやる」「気が向いた場所でやる」等行き当たりばったりになりがちで、習慣化しづらくなります。

スマホやテレビ・ゲームなどに気を取られる

スマホやゲームなどの気が逸れるものが近くにあると、勉強するつもりが「スマホでSNSを見ていた」「ゲームをやっていた」というように、勉強以外のものに意識が向きがちです。
勉強を始める際は、周囲の環境が集中しやすいかどうかもチェックしましょう。

勉強に苦手意識がある

勉強そのものに苦手意識がある場合は、教科書や問題集を開くことに抵抗があるケースも少なくありません。
最終的な目標は勉強の習慣を身につけることでも、最初は「毎日できることは何か」を考え、自分なりの目標を立てることが大切です

勉強の習慣を身につけるおすすめの方法6選

勉強の習慣を身につけるおすすめの方法6選チャプタータイトル画像・画像

勉強の習慣を身につけようと思ったとき、多くの人は、「モチベーションを上げる」「強い意思を持つ」等、精神力に依存した方法をイメージしがちです。
しかし、ほとんどの習慣化は、特別な精神力がなくても、ちょっとした工夫と環境の整備で誰もができるようになります
勉強の習慣を身につける場合は、主に以下のような方法で取り組んでいくのがおすすめです。

できそうなことから始める

勉強の習慣を身につける最初のステップは、子供が毎日できそうな内容からスタートすることです
普段、勉強をする習慣がない場合は、「解けるレベルの問題集を1ページやる」「学校で習った部分の教科書を1ページ読む」など、無理のない目標を決め、それを継続しましょう。

「いつ」「どこで」「何をするか」を具体的に決める

あらかじめ勉強する時間や場所、学習内容など、やるべきことを決めておくと習慣化しやすくなります。例えば「学校から帰ってきたら、リビングで宿題とドリル1ページをやる」のように、今日やることを、いつ・どこで行うかを子供と決めてみましょう。

他の習慣や楽しみと結びつける

すでに毎日行なっている他の習慣や、子供が楽しみにしている遊びと結びつけるのもおすすめです
「お風呂から出たら教科書を開く」「勉強したらゲームのプレイ時間をもらえる」など、条件付けをすることで、習慣化の成功率が高まるでしょう。

勉強の記録をつける

勉強した日は、やったことがわかるよう記録をしておくと、継続の度合いや勉強した内容が視覚化され、やる気がアップします
「カレンダーにシールを貼る」「ノートに学習内容を書く」、スマホを持っている場合は「習慣づくりのできるアプリを利用する」など、子供の努力を目に見えるかたちで残しましょう。

まずは1週間続けてみる

勉強の習慣化でもっとも大切なのは継続することです。まずは最初の目標として決めた学習内容を、1週間続けてみましょう。1週間継続でき、余裕があると感じたら、少し目標を高くしてみるのもおすすめです。3週間ほど続けると、生活の中に勉強が組み込まれ、習慣化しやすくなるでしょう。
習い事や外出などでどうしてもできない場合は、2日連続で休むと継続しづらくなるため、休んだ翌日はいつも通りの勉強をすることをおすすめします。

勉強したことをほめてもらえる環境を作る

勉強を毎日続けるのは、決して楽なことではありません。親は、勉強の記録をつけるときなど、子供が勉強できたタイミングでぜひほめてあげましょう
通信教育などの学習教材には、毎日の課題をクリアすることで、ごほうびがもらえるものもあります。タブレット学習では親が応援メッセージを送れる教材もあるので、これらの機能を活用しても良いでしょう。
努力をきちんと認められることで、子供はやる気をもって勉強にのぞめるようになります。

勉強の習慣化に役立つタブレット学習と各社の取り組み

勉強の習慣化に役立つタブレット学習と各社の取り組みチャプタータイトル画像・画像

音声や動画を使い学べるタブレット学習教材には、子供の学習に対するハードルを下げ、勉強習慣を身につけるための工夫が盛り込まれています。
子供に勉強の習慣を身につけてほしい場合、これらの学習ツールを利用するのも一つの方法です。

タブレット学習の勉強の習慣化に役立つポイント

  • タブレット端末を使い、音声や動画も使って学習することで勉強への抵抗感が薄まる
  • 子供の学習到達度にあわせて教科書に準拠した問題を出してくれる
  • 問題を解くと自動で採点してくれる
  • 今日やる課題や間違った問題の繰り返し学習などを提案してくれる
  • 問題を解くことでごほうびがもらえるなど続けやすい工夫が盛り込まれている
  • 保護者が学習状況を把握したり、メールで子供を励ましたりできる

タブレット学習教材には、勉強習慣を身につけるのに役立つスモールステップの学習(子供の理解度にあわせて問題を出題)や、勉強への抵抗を抱きにくい音声/動画を使った解説、勉強を記録して保護者に共有し、保護者から子供へ励ましメッセージを送る機能などを搭載しているものが多くあります。
紙テキストよりも気軽に取り組めるため、勉強の習慣を身につけたい場合に特におすすめです

代表的なタブレット学習教材各社が実施している勉強の習慣化への工夫も見てみましょう。

進研ゼミ

通信教育大手・進研ゼミでは、専用のタブレット端末を使用するタブレット学習教材「チャレンジタッチ」を提供しています。タブレットに配信される講座に毎日取り組み、月に一回、赤ペン先生の添削課題を提出することで、学校の教科書に沿った単元を学ぶことが可能。
チャレンジタッチのタブレット端末は、学習時間を教えるアラーム機能や保護者とのやりとりができるメール機能を備えており、子供に勉強を促す仕組みが充実しています
勉強をするともらえる「努力賞ポイント」や「ジュエル」も、子供のモチベーションを上げるよう工夫されており、楽しみながら勉強習慣をつけるのにうってつけです。

進研ゼミが実施している勉強習慣を身につける工夫

  • 学習アラームで勉強の時間になったことをお知らせ
  • 動画やアニメーションを使った問題で学校の教科書に沿った内容を学べる
  • 努力賞ポイントを集めて豪華な賞品と交換できる「努力賞プレゼント」を用意
  • 勉強することで貯まる「ジュエル」を使ってゲームや漫画を利用できる
  • 赤ペン先生の添削指導で子供のモチベーションをアップ
  • メール機能で保護者が子どもの頑張りをほめられる

スマイルゼミ

スマイルゼミは、学校向け教育ソフトなどの開発を手がけるジャストシステムが提供するタブレット学習教材です。専用のタブレットに毎月講座が配信され、毎日の「ミッション」に取り組むことで学校の教科書に準拠した単元を学習できます。
1講座は15分程度で小学生でも無理なく続けやすい設計となっており、勉強の習慣化に役立つ「朝学習イベント」なども企画も定期開催しています
子供のモチベーションを高める工夫としては、勉強するともらえる「スター」でゲームやアバターの着せ替え購入が可能となるほか、チャット式のコミュニケーションツールを使い、親子でメッセージを送り合うこともできます。

スマイルゼミが実施している勉強習慣を身につける工夫

  • 1講座15分程度の無理のない学習設計
  • 一人ひとりに最適な講座を自動で提案
  • 「朝学習イベント」など勉強の継続に役立つ企画を定期的に開催
  • 学習するともらえる「スター」でゲームのプレイ時間やアバターの着せ替えをゲットできる
  • みまもるネットでチャット形式での親子のコミュニケーションが可能

すらら

すららは、学年の区切りをなくした「無学年学習」を採用しているタブレット学習教材です。苦手な分野はわかるところまで学年をさかのぼって学べるため、「教科書の内容が難しい」等、勉強の遅れが気になる場合に特に役立つ学習スタイルとなっています。
すららには専用のタブレット端末はなく、WindowsやChromebookなどのPC、iPadなど家庭のパソコンやタブレットを使って学習します。
授業は子供も回答などに参加する対話型がメインのため、聞くだけや見るだけの一方通行型の授業よりも飽きにくい点がメリット。

また、子ども一人ひとりに「すららコーチ」がつき、講座スタート前は学習目標や学習計画を決める手伝いを、受講中は学習アドバイスしてくれます

すららが実施している勉強習慣を身につける工夫

  • 子供が飽きにくい対話型の授業
  • 学習計画を立てて進捗を確認できる
  • 一人ひとりに「すららコーチ」が付き、学習計画や学習方法をアドバイス
  • 勉強することでパズルピースなどのデジタルアイテムがもらえる

スタディサプリ

スタディサプリは小学生から中学生まで、幅広い範囲を学習できるタブレット学習教材です。小学講座と中学講座で講座は分かれていますが、講座内であれば学年関係なく、さかのぼり学習や先取り学習に取り組むことができます
専用のタブレットは不要で、PC・タブレット・スマホがあれば、時間や場所も問わず学習できる点も大きな魅力です。
勉強を習慣化するために必要なことは、毎日きちんと学習に取り組むこと。スタディサプリは場所や時間を問わず、様々なデバイスで視聴できるので継続して勉強に取り組みやすいでしょう。

スタディサプリが実施している勉強習慣を身につける工夫

  • 専用端末不要でPC、タブレット、スマホがあれば時間・場所を問わず受講できる
  • 小学講座は勉強量によって成長する自分専用のペットやアバターの着せ替え機能あり
  • ミッション機能搭載で今日学習すべき項目が一目でわかる(※小学校1・2年生のみの機能)

勉強習慣を身につけるためにやってはいけないことは?

勉強習慣を身につけるためにやってはいけないことは?チャプタータイトル画像・画像

勉強の習慣を身につける方法に加えて、習慣化のためにやらないほうが良いこともあります。

勉強習慣を身につけるためにやらないほうが良いこと

  • ながら学習
  • 睡眠時間を削る

テレビや動画を見ながらの勉強や、喋りながら・チャットなどをしながらの「ながら学習」は、勉強の効率が大幅に下がるため要注意です。せっかく勉強を習慣化できていても、ながら学習では勉強の効果が落ち、思うような成果を出せないことになりかねません。
集中力を保つためにも、勉強するときはテレビやゲームのスイッチを切り、スマホは手の届かないところにしまっておきましょう。

また、1日の目標が達成できないからと睡眠時間を削って勉強するのもやってはいけないことの一つ。脳は睡眠中にその日インプットした情報を整理しているため、しっかりと睡眠を取らないことで勉強の効果も落ちてしまいます。睡眠は7~8時間程度をしっかりと確保しましょう。

親は子供にどのような声かけをすると良い?

子供を勉強させるために「勉強しなさい」とつい言ってしまう保護者の方は多いでしょう。
親からの声かけは、小学校低学年など子供の年齢が低い場合は必要なケースもあります。
ただし、子供が反発するようであれば、学習を促すよりも、学習しやすい環境づくり(ゲームやテレビを片付ける、リビング学習であればテーブルの物を片付けるなど)を優先させてみてはいかがでしょう
また、子供がきちんと勉強ができたときには、小さな成果であってもほめることを意識しましょう。

他に親ができることとしては、子供に早寝早起きを勧めて、朝型生活に誘導することなどが挙げられます。朝食をしっかり取るのも、授業の理解度をアップするには必要不可欠。
子供が負担なく勉強に集中できるよう生活習慣を整えることを心がけてみてください。

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